日本では空梅雨による農作物を中心とした悪影響が懸念され、現状では世界的に気候が不安定な状況を維持していると見て良さそうです。
今回は中央ヨーロッパ、少し古い情報になりますが、どうも日本における報道の扱いに反比例して、『 ヨーロッパ史上最悪か? 』 と報道もされる程の深刻な状況だったようです。
(この時期は、国内でも大きなニュースが連続していました。)
纏めるだけ纏めてみました。
資料として活用して頂けたら、幸いです。
<目次>
ドイツ・ハンガリーなど
チェコ
フランス
ヨーロッパで相次いでいる豪雨および洪水なのですが、ナショナルジオグラフィックスが「ヨーロッパ史上最悪の洪水か?」との見出しをつけており、長い歴史のヨーロッパでもこれほどの広範囲に及ぶ被害記録が見当たらないそうです。
↓参考(英文) National Geographic 『 Pictures: Worst Floods in European History? 』
http://news.nationalgeographic.com/news/2013/06/pictures/130606-flood-rain-europe-germany-czech-austria-flooding-pics-pictures/
ヨーロッパの洪水 報道
ドイツ・ハンガリーなど
欧州中部の洪水、死者18人に ドイツとハンガリーで住民の避難続く 2013年06月09日 11:54 発信地:ブダペスト/ハンガリー 【6月9日 AFP】過去10年余りで最悪の洪水被害が欧州中部を襲う中、ドイツ東部では8日、氾濫した川の水位が上昇したため、付近の住宅や病院にいる人々に避難命令が出された。また、ハンガリーの首都ブダペスト(Budapest)では、ドナウ(Danube)川の水位が過去最高値に達しており、依然として警戒態勢がとられている。 洪水被害は他の国々でも相次いでいる。オーストリア内務省は4人が死亡、2人が行方不明になっていると発表し、先週から続く洪水による欧州全体の死者は少なくとも18人になった。10人が死亡したチェコでは、新たな洪水被害が懸念されている。 ドイツ当局によると、ザクセン・アンハルト(Saxony-Anhalt)州全域では、ここ数日間で既に過去最高水準に達しているエルベ(Elbe)川の水位が2時間で約2センチメートルの割合で上昇し続けていることから、数千人の住民が避難した。 一方、ドイツから見てドナウ川の下流にあるハンガリーにも洪水の脅威が迫っており、10日午前にピークに達すると予測されている。ブダペスト市長は8日、「ブダペストにおける川の水位が9メートルを超えることはないだろう」と述べたが、8日の時点で水位は既に8.61メートルに達しており、2006年に記録した当時の史上最高水位8.6 メートルを上回っている。ハンガリー北西部では住民約1500人が既に避難した。(c)AFP/Peter MURPHY ↓元記事 AFP通信 http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2949086/10874250 |
ドイツ(旧東ドイツ)



↓YouTUBE 『 洪水で冠水したドイツ・マイセン 』
http://youtu.be/b_w2XjYNfQ0
ハンガリー・ブダペスト





↓YouTUBE 『 ヨーロッパの洪水2 ハンガリー・ドナウ川 ウクライナ・ブルガリア・ロシアTV 』
http://youtu.be/TuExnv4zBIU
↓YouTUBE 『 2013年ドナウ川の洪水 』
http://youtu.be/SOhdn2MmBdU
※動画投稿者によるコメントでは、マルギット橋とある。マルギット橋は、ハンガリーの首都ブタペストにある
オーストリア・ウィーン

写真は、オーストリア・シュタイアー
↓YouTUBE 『 冠水したウィーン 』
http://youtu.be/6qE9hploUbA
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チェコ
欧州中部で洪水、チェコで7人死亡 2013.06.05 Wed posted at 11:36 JST ドイツ・マイセン(CNN) ドイツやチェコ、オーストリアなど欧州中部の一帯が豪雨により河川が氾濫(はんらん)し、4日までにチェコで7人が死亡、各地で住民に避難命令が出されるなど被害が広がっている。 ドイツ南部バイエルン州とオーストリア、スイスおよびチェコ西部は1日から3日にかけて豪雨に見舞われ、オーストリアのザルツブルクでは2日間で1カ月の平均降雨量(155ミリ)に相当する雨が降った。 この豪雨でドイツ南部と東部の被害が拡大。ドナウ川が別の2つの川と合流するバイエルン州南部パッサウは500年ぶりの水位を記録して洪水となり、歴史的街並みが水に浸かった。 4日までにバイエルン州の洪水は引き始める一方で、ドナウ川下流の水位が上昇し、オーストリアのウィーンやスロバキアの首都ブラチスラバなどにも被害が及ぶ恐れがある。 エルベ川に面したドイツ・ザクセン州のマイセンも、3日から4日にかけて堤防が決壊し、洪水に見舞われた。住民には避難命令が出され、民家や事業所などは貴重品を持ち出したり浸水を食い止めるため土嚢(どのう)を積み上げたりする作業に追われている。 軍や国、地元自治体も住民の支援に乗り出したほか、メルケル首相は4日に現地を視察し、被災地に対する1億ユーロ(約131億円)の緊急援助を表明した。 洪水や河川氾濫の影響は、ドナウ川などの河川を利用する物資の輸送や農業、発電、観光など幅広い分野に及んでいる。 チェコでは西部のボヘミア地域に非常事態が宣言された。消防当局によると、洪水の影響で家屋が倒壊して2人が死亡したほか、倒木の下敷きになったり感電したりして、計7人が死亡した。 ボヘミア北部ではまだ危険な状況が続き、これまでに1万人が避難、停電も発生している。首都プラハでも、河川の増水を警戒して堤防を積み上げるなどの対策が講じられた。 交通機関にも影響が出ており、プラハの地下鉄は複数の駅を封鎖した。ただ、大きな被害を出した2002年の洪水を教訓として設置された堤防のおかげで、地下鉄が浸水するような事態には至っていないという。 プラハ動物園では、ブルタバ川に面した低地に飼育舎があったネコ科の大型動物やサル、ゴリラなど数百頭を、高台の施設に避難させた。 同動物園も2002年の洪水でゾウが死ぬなど大きな被害が出ていたが、今回は動物への被害は小さく済んだという。 ↓元記事 CNN(日本語版) http://www.cnn.co.jp/world/35032976.html |





↓YouTUBE 『 Floods peak in Prague but residents 』
http://youtu.be/k1kS9Oo-PI4
↓YouTUBE 『 集中豪雨で洪水、チェコ 』
http://youtu.be/DPNlnDEHBJU
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フランス
フランス各地で悪天候、洪水で2人死亡 2013年06月20日 16:22 発信地:トゥールーズ/フランス フランスは19日、各地で季節外れの暴風雨が猛威をふるい、南西部で鉄砲水のため70代の男女2人が死亡したほか、広範囲で大きな被害が出ている。 18日から豪雨が続く仏南西部では大規模な洪水が発生。安全上の理由から同日閉鎖されたルルド(Lourdes)にあるカトリックの聖地「ルルドの泉」は、19日も立ち入り禁止となった。一方、仏北部は激しい雷雨に見舞われ、首都パリ(Paris)近郊のオルリー空港(Orly airport)では19日午後、20分にわたって離着陸が一時中止された。 写真は仏南部ビルロング(Villelongue)で、ランヌ(Lanne)川の洪水でえぐり取られた道路(2013年6月19日撮影)。(c)AFP/LAURENT DARD ↓元記事 AFP通信 http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2951461/10935786 |




↓YouTUBE 『 カトリックの聖地「ルルドの泉」で洪水、巡礼者450人避難 』
http://youtu.be/O4GbXfYIr6I
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因みに、フランス・ルルドは、あの聖母予言のルルドです。
機会があれば、記事にしようとは思っています。